ダーツの歴史

ダーツは、今から500年以上も昔に、戦場に駆り出されていたイギリス兵たちが、戦いの余暇に特定の的をめがけて武器であった弓矢を使って競い合ったのがルーツと言われています。

それから弓を使わずに矢だけを使って投げ合うようになり。的も大木を輪切りにしたものに変化し、今の形となっていきました。その後は、世界各地に広がっていき、日本にも伝わって今日のダーツブームに繋がりました。

ダーツは、通常のスポーツ(競技)と違って、基本的には、足し算競技ではなく、減算競技です。そのため、計算力及び先の事を考えた判断力を養う事が出来ます。また、メンタル(精神的)な標的競技として、自律神経の強化、集中力持続増強、大脳皮質に対する刺激に加えて、マナーを重んじる競技です。マナー、躾が身につくなど、教育スポーツとして青少年に立った幅広い機能向上と効用があると、推奨されるようになってきました。

また、高齢化社会にあたっては、運動量がさほど多くないということで、身体機能の向上、回復効果を含むリハビリテーション及びボケ防止として活用されています。いまでは、競技目的だけではなく教育及び生涯スポーツとして、老若男女問わず親しまれるものとなっています。

(参考:社団法人 日本ダーツ協会)

ダーツマシンについて

ソフトダーツは、”ダーツマシン”にむって競技(ゲーム)を行います。このダーツマシンには、様々な種類、特徴、演出があります。最近は、主に2大メーカーが主流になっています。

phoenix系

phoenix

画像がありません。ごめんなさい。

2005年稼働開始。ICカードによる自分自身の対戦成績やレーティング情報を記録できる最初の機種。オンライン対戦によるソフトダーツブームのきっかけを作った。専用カードは、非接触ICカードとなっているのが大きな特徴。筐体中心部にあるカード読み取り部にカードをかざすことでログイン可能。ただ、カメラ機能が無い為、不正が横行しやりたい放題だった。

参考:ウィキペディア

VS phoenix

VSphoenix

2008年12月より稼働開始。VSでは、筐体内にカメラを2個(ダーツボード用とプレイヤー撮影用)を内蔵する事ができ、その場合カメラで撮影された動画が画面内に表示されるだけでなくネットワーク対戦で相手もカメラ内蔵の筐体の場合は、対戦相手の動画も画面内に映し出されるため、よりネットワーク対戦の臨場感が増す仕様になっている。(動画対戦機能は、2010年2月24日より正式稼働)また、液晶画面も26インチワイド液晶に拡大された。尚、VSと旧フェニックスの間で対戦を行うことも可能である。その場合、こちら側の画面には、相手の画像はもちろん映らない。ブルーバックの画面が表示される。

参考:ウィキペディア

VSphoenix S

VSphoenix_S
VSphoenix_S

2011年10月稼働開始「Slim」、「Smart」、「Super」、「Sense」、「Speed」をコンセプトとして設計されVSより奥行きがマイナス84mm、横幅マイナス40mmを実現。さらにターゲット盤面部分のスリム化、フラット化に加え、照明とナンバリングのLED化が行われており、最大の特徴になっている。またモニターもミッドマウント化(TOPマウントもオプションで可能)され見やすくなっている。

参考:ウィキペディア

VSphoenix_S4

画像がありません、ごめんなさい。

VSphoenix_Sの「Sの要素「スリム、スマート、スピード、スーパー、センス」」を継承し、さらなる進化を遂げた。本体は、さらに軽量化されトップモニタは、21.5インチから設置可能になり横付けにも対応。一番の違いは、”VIRTUAL DARTS”というトッププロのAIを搭載したコンピュータ対戦。しかもレーティングが変動するオマケつき!今までは、対人戦かオンライン対戦でしかレーティングは変動しなかったが、この”VIRTUAL DARTS”に限りコンピュータ戦でもレーティングが変動するようになった。

総重量 モニターミットマウント時 101kg

    モニタートップマウント時 110kg

高さ  モニターミットマウント時 2105mm

    モニタートップマウント時 2430mm

幅   700mm

奥行き 600mm

スローLINE距離 壁から2495mm

消費電力 180w

参考:PHOENIXDARTS公式ホームページ

ダーツライブ系

ダーツライブ

ダーツライブ2

ダーツライブ3

後日更新します。

ボードの見方

ダーツボード
ダーツボード

〇シングル

 アウターシングル、インナーシングル、ともにナンバーの数値がそのまま得点になります。

〇ダブル

 1番外側の円がダブルリング。ナンバーの2倍の得点。

〇トリプル

 アウターシングルとインナーシングルの間にある狭いリング。ナンバーの3倍の得点。

〇BULL(ブル)

 アウターブル、アウトブル、シングルブル

 インナーブル、インブル、ダブルブル

 ゲームやルールにより得点が違う。

 ファットブル→主にn01ゲーム(ゼロワンゲーム)のルール、インブル、アウターブルともに50点。

 セパレートブル→主にクリケットゲームのルール、インブル50点、アウターブル25点。

ダーツ共通ルール

〇ボードの高さ

 床からインブルの中心まで173cmです。

〇ボードまでの距離

 ボードの表面からスローLINEまでの距離は、244cmです。

 *これは、ソフトダーツ用に決められたルールです。ハードボードにスティールチップダーツを使用する場合、スローLINEまでの距離は、237cです。

〇ボードとスローLINEを結ぶ長さ

 ボードの中心からスローLINEまでを結ぶ斜めの長さは、299cmです。

レーティングとフライトについて

ダーツには、レーティング(Rt)とフライト(SAやA、B、Cなど)というものがあります。これは、現在の自分のレベル路数値に表したものです。このレーティング、フライトを参考に競技会(トーナメント)などに参加したり、日々の練習の励みにするものとなります。

〇レーティング

 自分の実力レベルをn01ゲーム&スタンダードクリケット時のスタッツの平均を下に算出されたものです。また、ハンディキャップをつけての競技などには、こちらのレーティングを下に算出されます。

〇スタッツ

 n01ゲーム&スタンダードクリケット終了時に表示されるそのゲームの成績(1ラウンドあたりの平均点もしくは平均本数)の事です。この数値から自分のアベレージ(平均成績)がわかり、そのアベレージからレーティングを算出することができます。(*アベレージは、基本10ゲーム以上(試合)をこなす必要があります。10ゲーム以内の場合、参考数値が表示されます。)また、スタッツには、PPR、PPD、MPRの三つの表記があります。

〇PPR(ピー・ピー・アール)(Point Per Round)

 n01ゲームのプレイヤーがスローしたすべてのダーツを毎ラウンド時の平均点数にしたもの。主にダーツライブ社のダーツ機がPPR表記

〇PPD(ピー・ピー・ディ)(Point Per Darts)

 n01ゲームのプレイヤーがスローしたすべてのダーツをダーツ1本あたりの平均獲得点数にしたもの。主にPHOENIXDARTS社のダーツ機がPPD表記。

〇MPR(エム・ピー・アール)(Mark Per Round)

 クリケットゲームで、1ラウンド(3スロー)でプレイヤーがマークした平均点数を算出したもの。各社共通です。

因みにスタッツは、80%スタッツ機と100%スタッツ機があります。

〇80%スタッツ対象機:ダーツライブ社

n01ゲームは、得点を80%減らした時点までの平点数。例:701ゲームの場合、140点以下の点数になった時点のスタッツを算出。501ゲームの場合、100点以下の点数になった時点のスタッツを算出。

クリケットゲームの場合は、20、19、18、17、16、15、BULLのナンバーの内、6カ所開いた時点までの平均マーク数。

〇100%スタッツ対象機:PHOENIX等

n01ゲーム&スタンダードクリケットゲーム共にゲーム終了までの平均点数もしくは平均マーク数。

〇フライト

トーナメントなどでは、フライトというクラス分けをしています。これは、自分の実力と同等な人と公平に試合をするためです。レーティングを下にどのフライトに所属しているか振り分けられます。

ダーツライブレーティング表
ダーツライブレーティング表
phoenixレーティング表